

肌寒い春の風が吹き付ける、山梨県南アルプス市。
なんといってもこの地域の特徴は、ミネラルウォーターでも有名な、天然水の名産地。
南アルプス市はその名の通り、南アルプスの山々が連なる、国内最大級の扇状地。
周囲には国内第2位の北岳(3192.2m)を筆頭に、
3000mクラスの山々がそこかしこに連なっていることも特徴的です。
もちろん自然が数多く残されている地域でもあり、
固有種のキタダケソウや様々な高山植物、ライチョウなども生息しています。
また水が豊富なことは、一方で水害に悩まされる地域でもあり、現在でも洪水の常襲地帯です。
ちなみに山梨県で唯一、鉄道が通っていない地域というのは、ご存知でしたか?
さて、南アルプスキャンパスでの学習テーマは、題して「春の果樹園で、仕事を遊ぶ」というもの。
果樹園内での作業はもちろんのこと、果樹を使用したジャム等の加工食品の生産スキル習得、
さらには果樹園を活用したグリーンツーリズムプログラムの習得まで、
果樹に関わる様々な体験研修を行いました。

体験初日、この日は雨天のためちょっと予定が変更になりました。
そこで参加者が研修のために連れていかれた場所は、なんと高速道路内。
中央自動車道、双葉サービスエリアにて「桃の花びらジャムの販売体験」でした。
ちょうどこの日は三連休の最終日ということもあり、お店は結構な混雑状況。
いきなり実務に近い体験ということもあり、最初はみんなおっかなびっくりで店頭へ。
しかし店内の活況もあり、慣れてきたころにはみんな本物の販売員さんさながら。
「なかなかさせてもらえない体験ができました」と、終わるころには充実した様子でした。
2日目からは当初の予定通り、果樹園内での体験。
桃の摘蕾からブルーベリー農園でのチップ撒き、スモモの花粉採取と受粉・交配など。
もちろん、初日に販売した桃の花びらジャム、そしてイチゴジャムの加工体験もありました。
最終日には果樹園で採れたフルーツを使った、絶品の「フルーツランチ」を堪能。
また果樹園にお手伝いをしに来たい…、そう思えるような1週間だったようです。
