関東ツーリズム大学
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那須塩原といえば、関東に住む人ならば知らない人はいないほどの温泉観光地。
首都圏から車で2時間もあれば着いてしまうし、最近ではアウトレットモールも大盛況。
また有数の別荘地としても有名で、アーリーリタイヤして那須でスローライフ…、
なんて将来設計も本気で考えてしまうほど、移住するには魅力的な場所ですよね。


実はあまり知られていないのですが、那須は関東最大の酪農地でもあります。
また自然にも恵まれた農林業地帯だということも、それほど認知されてはいないでしょう。


今回の那須キャンパスで学ぶのは、「森林酪農」。
那須にある「森林ノ牧場」の、運営・管理・イベント事業を通じてのマネジメントスキル習得や、
放牧牛の管理を通じた、「家畜管理」のスキルを養うことができました。
他にも、雑穀についての知識を学んだり、実際に調理してハンバーグを作ってみたり、などなど。


観光では味わえない那須の別の顔、ぜひ味わってみて下さい。



普段から私たちは、森林酪農の恩恵を数多く受けています。
たとえば牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品、それにキノコや山菜、薬用植物。
これらが都市部で普通に売られていることも、森林酪農の恩恵といえるでしょう。
また反対に、私たちが那須をはじめとする観光地へ足を運び、消費を活性化させることも、
間接的ではありますが森林酪農が元気になることに、一役買っているともいえます。


しかし今日、離農やそれに伴う廃業、森林荒廃が加速的に進んでいます。
これまでのように消費を促すことも必要ですが、各所に担い手を増やすことも今後の課題。


参加者たちのような人材がどんどん就農していき、農村に人が回帰していけば、
都市と農村の共生・循環が、もっとうまく回っていくはずです。


牛の世話や森林の間伐、牧草になる芝植えなどを通じて、参加者たちが得たもの。
それは、人々の暮らしはすべて「循環」でつながっていること。
そして豊かな自然をなくさないことが、豊かな人の暮らしと営みにつながる、ということでした。


     

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